永享8年(1436)に第102代後花園天皇が尾張の国島津祭の時 に、11隻の船に幕を張り幟を立てて、祭りにまぎれて台尻という役職についている大隅守を攻め討ち取った時、「皆の衆台尻を討ち取ったり!」と歓喜したという。
その後、飾り船を『台尻』と呼ぶようになり、陸上にも台尻を造り祭りに出すようになった。
『淡路の誇り(下巻)』より